『 あたたかい 』 お風呂をお願いします。
S様邸浴室改修工事
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あたたかいお風呂を作りたいんだ。
S様は以前当社で勤めていて定年退職をしたH部長からの繋がりで、数回に渡りリフォーム工事をさせて頂いております、お得意様です。
昨年、お邪魔した際に、『そろそろお風呂を考えないと』とのお話を頂いておりました。
今年になり、ご友人がお風呂で倒れた事で、当社、宮原ショールームにご来場頂きました。その際に当社のコーディネーターが対応し、S様にあった商品の計画を進める為に現場調査を行う事となりました。
現場調査をもとに
S様宅にて現場調査と同時にS様のご要望を具体化させて行きます。
私たちセールスエンジニアは現場調査を元に納まりの確認やお客様の希望がどの様に
したら叶うかを調査します。コーディネーターは様々な商品知識を元にお客様の好きな色合いや商品を提案します。奥様との打ち合わせも女性なので相談しやすい様です。
プラン・見積り提出
先日の打ち合せを元にお見積りを作成致しました。
今回は、お風呂の窓改修や断熱浴槽、節湯水栓、段差解消など省エネポイントを上手く活用する事が出来ました。
プレゼンはメーカーより作成してもらったものや、壁紙、建具の色合いもイメージしやすい様にコーディネーターの安部さんに作って貰いました。
S様も分かりやすかった様です。次回は訂正の見積提出とTOTOのショールームでの商品確認をする事になりました。
内容決定ご契約頂きました
数回に渡るお打ち合せ、誠にありがとうございます。約2週間後の着工となります。
この間、各協力業者の手配や、商品の手配、ご近隣様への挨拶など盛り沢山ですが頑張ります。最終工程を作成しお持ち致します。
S様お待たせ致しました、着工です。
初日の作業は、水道プラグ止めと浴室解体工事となります。S様に、ご挨拶をし今日の各職の紹介をしました。
解体前に大切な養生作業(床保護や、埃の飛散防止の為に行う作業です)を行います。
当社では30分から1時間かけて行っています。
気になっていた黒ずみ。
解体工事も進み、気になっていた黒ずみが確認出来ました。やはり、土台、柱が腐っていました。
原因として、考えられるのがタイルのヒビと入口ドアのシール欠損です。
土台の腐れ
浴室工事で既存が在来タイル張りのお風呂の場合は土台が無くなっているケースが多く見受けられます。土台の差し替えや柱の交換は難しい事が多く、工事規模も拡大し、工期が遅れ、ユニットバスの施工に間に合わないといった事が無い様、事前の想定が大切です。
解体後の浴室内部
寒いはずです。断熱材が全く入っていませんでした。この後、大工さんに入れて貰います。
土台がありません。
土台の交換と柱の補強が必要です。土台の入れ替えはアンカーボルトがある為、ポルトナットを外し入替します。
今回の腐食柱には荷重の掛りが少ない為、柱根次と金物補強、添え柱で補強を計画します。
補強と交換完了
土台の入替が完了しました。金物等でも補強しました。柱横に添え柱をこの後、建てて貰います。脱衣場の床も今までは無かった断熱材を入れています。
断熱材であったか。
解体すると、外周壁に断熱材が入っていない現場が70%位あります。在来浴室は昭和の時代に多く作られました。最近はかなり少なくなっています。やはりタイルのヒビによる腐れやシロアリの発生の心配、施工期間の長さ等、一番は寒いからだと思われます。S様宅には断熱材が入っていませんでした。
給水・給湯配管も更新し新しい架橋ポリグレン管に。
天井下地も組んでもらいました。
S様の要望でもあります『あたたかく』を考え天井にも断熱材をいれました。
左官工事中
今日は、土間のコンクリート打ちを基礎工事店に入って貰い、外部は左官工事店に外壁モルタル1回目を
塗って貰っています。撤去した出窓も大工さんに下地を作って貰い、防水紙、ラス張り、左官の順です。
土間コンクリート打ち
今日は、朝から土間コンリートを打ちます。天気も良く多少風もあり暖かいので良い状況です。
10時には完了しました。
浴槽が運ばれて来ました。
本日は、ユニットバスの組立作業です。商品はトラックで当日納材となります。商品部材はバラバラで現地組み立てをします。写真は、断熱浴槽の写真です。
ユニットバスの床下地鋼材フレーム
今回はTOTO サザナ1620タイプを納めます。写真は洗い場の下地鋼材です。
あまり、見られないかと思うので掲載してみました。
ユニットバス用の断熱パネル
写真はの白い物はユニットバス用の断熱パネルです。外壁には大工さんで張って貰った断熱材
ユニットバスには、ユニットバス用の断熱材が張られます。
浴室入口枠取付
昨日、ユニットバスの組立も無事終わり、本日は、大工さんによる浴室入口廻りの枠取付と電気工事の仕上げです。ユニットバスは本日より入れるよう、掃除をこの後します。
明日、脱衣場の内装工事です。
本日は、内装工事です。
先週、末に予定通りお風呂は組上がり本日は仕上げの内装工事となります。
並行して、トイレ工事を行っています。
トイレの内装と便器交換、収納交換を並行して行っています。25年以上前のトイレは排水の位置が壁から540mm芯や380mm芯など排水の位置を現行の200mmに移設しなければなりません。その他に移設しない場合はリモデル便器と言った、排水可動便器もありますが、今回の様に大工さんが入っている時なので床を開口し、下地補強もタイミングも上手く段取しました。手摺の補強や給水の位置変更もこのタイミングで行います。
便器撤去中
この後排水位置変更します。
トイレの内装工事
大工さんによる手摺の下地、排水配管の移設を行った後で内装クロス張りを行う為のパテ処理をしている所です。
脱衣場内装完了です。
脱衣場も綺麗に仕上がりました。入口の引き戸もソフトクローズを使った引き戸に交換していますので、開け閉めに大きな音が出ないのがさらに良いですね。
浴室サッシをペアガラスであたたかく
4月20日より本格的にお風呂に入って頂く事が可能となりました。写真は新しく交換したサッシです。内側のフレームは浴室にあったホワイトを選び、外はその他の既存サッシに合わせブロンズ系統にしました。断熱効果を生む為にペアガラスにしてあります。防犯と目隠しを兼ねた、目隠し可動ルーパーで光と風も取り込めます。
手摺は必須ですね。
今回は、手摺を浴槽内と窓側、縦の出入り部へ取付ました。 省エネポイントも使えるのでお得です。浴槽はワイド浴槽を取付ました。
入口の段差解消で安心
入口の腐食も解決し、段差もなくなりました。床も大人気のぽっからり床を採用しています。名前の通りほっとする床材ですね。 こちらも省エネポイント活用。
浴室全体写真
完成の写真です。今回は TOTO サザナ 1620サイズ ワイド浴槽を採用致しました。浴室内には、浴室換気暖房乾燥機を取付てあります。冬の寒さ対策、梅雨の季節に活躍する乾燥、夏の涼風と言った機能も充実しています。さて、あたたかいお風呂と言う事で、進めてきましたリフォームもいよいよ終盤です。
トイレも完成です。
節水型のタンクレストイレ NJを採用頂き、収納はlixilの充実した壁面収納と建具の色と同色の手摺、ペーパーホルダー付カウンターを取付ました。背面のレンガ調のクロスが素晴らしく大変気に入って頂きました。
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