物を大切にしよう新聞 2017年9月号
「物」の先には「事」がある。事の先には「つながり」がある。
あり余っているから、すぐお金で買えるから、いつでもどこにでも捨てられるから、
そんな社会と暮らしが、本当に望んだものなのか、快適なのか。
これからははまず疑おう。それには、きちんとしていて、わかりやすくて、一流の物差しがいる。
その物差しは、風土と季節、文化的、伝統的がいい。
みんなに共通で、しかも変わることがないから。日本人なら毎日の生活の中で使いこなせるから。
物を大切にしよう新聞 2017.9 SEPTEMBER
大和言葉は美しい こころが通じる和の表現
70年近く日本文学の研究に情熱を注ぎ、世界に広めた知の巨人ドナルド・キーンさん(文化勲章受賞者)は「音そのものが美しい日本語は、私をずっと魅了し続けてきました」と記しています。
日本語には漢語と外来語、そして「生粋の日本語」として日本の風土の中から生まれた『大和言葉』があります。
私達の祖先が育んできた知的で優雅な余韻を残す『大和言葉』の言葉遣いに触れてみませんか?
お盆を過ぎれば、すぐお彼岸。 「スピリチュアル」な事象を示す大和言葉
- 「手向ける(たむける)」
神仏にお供えをする際、手を使って、供え物を相手に向けて差し出す、という意味です。
追悼の際などは、故人と直接触れ合うイメージが持てるよう。
- 「いしぶみ」
寺社の境内に立つ石碑。それを最初に立てた人は長く読み継がれることを願って立てたはず。
ですから石碑は石の手紙ということで「いしぶみ」。
- 「奇しきゆかり」
「不思議な縁」と同じ意味ながら、運命の神秘をより感じさせるのがこの言葉。
「奇しきゆかりに導かれて結婚することに・・・」など。
- 「幸先(さいさき)」
意味は縁起や前兆ですが、よく「幸先がいい」と使います。
語源は「幸い」の「先触れ」。頑張ろうという気持ちにさせてくれそう。
住まいは財産。いつまでも、できれば子どもたちや孫たちにも住んでもらいたいから、改めて永く住み続けるための「住まいの価値」を考えてみませんか。
「あなたにとっての住まいの価値とは」
「マンション」 ーマンションの良いところー
住まいは大きく分けて一戸建てか集合住宅(マンションとかアパート)かに分けることができます。
持ち家におけるマンションは、鉄筋コンクリート(RC)造や鉄骨鉄筋コンクリート(SRC)造、
また4階~14階の高層マンションや、15階以上の超高層マンションなど、構造も様々ですし、
一群となっている住戸の数も10戸~500戸とその差が大きいのが特徴のひとつです。
さらに、断熱性能や防犯性能、防火性能などにも違いがあり、一般論ではなかなかまとめきれないのですが、
代表的な主な特徴を表にしてみます。
メリット セキュリティが楽 |
デメリット 上下の生活音が気になる |
第一次マンションブームが1963年ころですので、現在、築50年を越えたものも増え始めてきました。
鉄筋コンクリート造の耐用年数が以前は60年だったのですが、1998年の改正で47年に変わりました。
しかし、そのままその年数がマンションの寿命というわけではありません。
有名な同潤会アパート(RC造)は70年ほど使われてきたという実績もありますので。
都会や駅前周辺はマンションというイメージもありますが、やはり利便性は戸建を上回るメリットのひとつでしょうか。
高齢化対策という意味でもますます需要が高まりそうです。
リフォームも手軽で暮らしやすい環境を維持しやすいであればマンション暮らしも魅力的ですね。
夏バテ解消には「お酢」をお忘れなく
雨から夏の時期は身体もとても疲れやすい時期です。
実は、そんな時に助けてくれるアイテムが「お酢」なんです!
果実酢を楽しむ
酢1リットル当たり果汁300g以上使ったお酢が果実酢。
柿、桃、梨、ざくろ、いちじく、木いちご、パイナップル、ココナッツなどお好みでどうぞ。
- どんな料理にあうの?
まずはドリンク用。そして華やかなフルーツの香りと風味が特徴なのでマリネ、サラダのドレッシングに。
洋風の煮込み料理にも活用自在。
朗読のすすめ
朗読とはただ声に出して正確に読むということではなく紙の上に文字で書かれた言葉を起き上がらせ息づかせて聞き手の耳へ送り届ける技術であり
目で読むことでは得られない感情や感動を相手の耳に体験させる芸術である。
(女優・故山本安英)
さてその朗読の効用は・・・
名文を声に出して読むことで読経のように心が落ち着くようになる。
モノは試し。
いつものモノで、いつものように。シンプルライフで、何事もスムーズ。一週間なんでアッという間に、ひと月だって。
でも新しいモノやグッズがくれるちょっとした新鮮さや刺激で「気分転換+メリハリ+創造性」を覚えると
幸せホルモン「エンドルフィン」が放出されて、あなただけの若やぎへ。
江戸庶民の夏バテ対策は「甘酒」だった!
今売れている歴史学者(作家でもある)磯田道史先生によると、江戸時代、甘酒は夏に好んで飲まれ、値段は一椀6~8文=現代なら95~126円だったとか。
体力が一番消耗する夏に、甘酒売りが商売として成り立っていたのです。
庶民は「甘酒=点滴(総合ビタミン溶液)ということを知っていた?
甘酒は作る過程で麹菌が増殖することでビタミンB1、B2、B6、パントテン酸、イノシトール、ビチオンなどがものすごく増えるのだそうです。
※「江戸の家計簿」磯田道史著参照
今こそご家族の健康のために、冷やした甘酒はいかが・・・
甘酒メーカー機なら失敗なく作れて好評のよう。
お買い求めには、ちょっと2つの下調べを。
下調べ1
商品について詳しく知りたい方は下記に。一通りわかります。
甘酒メーカー「糀美人」なら、温度管理不要で甘酒作りが簡単!で検索
下調べ2
どの会社の製品にするか
実は「糀美人」はあるメーカーの商品にロゴマークにつけているだけ?
ネットでTdp-a700と検索すると、ロゴマークなしのそっくりさんが出てきます。
もちろんロゴマークなしはお値段もお安め。
とにかく江戸の暮らしから、夏バテ解消に甘酒を見直してみる機会にしてください。